山内、迫力のドッキングコート

山内、迫力のドッキングコート

こんにちは。声が通らないでお馴染み、turf のナカツカでございます。

飲食店などで店員さんを呼ぶときは若干の緊張が走ります。まあ案の定一回じゃ気づかれないんですけどね。

多分声の周波数が雑踏と一緒なのでしょう。そうでないと合点がいきませんし、そうゆう事にしておいた方が諦めがつきます。

何かいい方法をご存知の方がいたらこっそり教えてください。(切実)

 

そんな致命的な弱点を抱えている私が本日ご紹介させていただくのはこちら!

山内 - シールドコットンクロス・3way・ドッキングミリタリーコート

 

山内では定番のドッキングシリーズ。

端正な面構えながら、圧倒的な迫力と存在感を放つ至極のコート。

山内の"洋服づくり"に対する姿勢が惜しげも無く注ぎ込まれた、作り込みが凄まじいコート、もはや作品と言っても過言ではない。

その名の通り、二着のアウターをドッキング、重ね合わせた仕様。最初の画像がドッキングさせた状態。所謂、とってつけた感のあるソレとは異なり言われなければ気づかないレベル。

後ほど分けた状態のライナー、アウターを紹介しますが、この二着を単に作るのではなくドッキングさせた時のズレなどを考えながら作り込む作業は先のそれよりも遥かに難儀。パーツの数もかなり多く、尋常じゃない神経を使うことでしょう。

想像しただけでもゾッとします。そんな事も念頭に入れつつ見ていただけると幸いです。

 

それではこちらがライナー。

 

181㎝ , 68kg  size 4

 

いや、ライナーといか普通にアウターなんですけど。

ややこしいのでライナーと呼びますけど、そーなんですよ。

しっかりとこれ一枚で十二分に成り立つアウターなんですよ。

 

表は最近よく使われている「超高密度シールドコットンクロス」。

シャリ感のあるドライなタッチの超高密度コットン素材。

長年、自衛隊などに提供されており、超高密度の名の通り極限までの糸の打ち込み本数で水に浸かると繊維の膨張により水を通しにくくするタフな防水素材。

雨の多い昨今、これは重宝します。

 

ボタン留めで高級感溢るる水牛を採用。

このボタンとボタンホールを後のアウターとのドッキングにもしっかり流用されます。

この時点でもう意味不明。

 

裏には「アルパカ×キュプラボア」。

キュプラの産地である富士吉田市で、代々キュプラ織物を製作していたwatanabe textileさんが手がけるテキスタイル。

ウールとアルパカが程よくブレンドされたモコモコとした素朴な質感が特徴の生地は、キュプラ産地織物の概念を覆す全く新しい境地です。 

この中はTシャツ一枚でいけるんじゃないかと思えるほどの保温性です。

 

お気づきの方もいるでしょうが、こちらは「山内リブ」。

リブの上に生地を乗せ、リブにテンションを加えながら、生地に一本一本手作業でステッチをかけていきます。

なんでそんなことを。と思う方も多いでしょう。

まず圧倒的に堅牢度が上がります。

あとはアイテムとの相性ですね。出来合いのリブを使ってしまうとそのリブだけ浮いて見えてしまいます。

これだけ作り込まれた布帛のアイテムに急に普通のリブだとどうしても違和感。

そこだけチープに見えてしまいます。

このリブだけ作るのに何時間も時間を要するようです。恐ろしや。

 

車社会の新潟、運転中はライナーで車から出るときにアウターを重ねても良いかと思います。

 

お次はアウター。

踊るナントカも真っ青な迫力満点のモッズコート。(若い方はわからんか)

ミリタリーなフラップポケットも。

こちらの表は先のライナーと同じもの。

実は自立ほどのハリ感。

大きめ目のフードも特徴。

 

ハリ感も相まって良い塩梅のフードの立ち方です。

 

ウエストにはコードも。

生地のハリ感からくるシワもたまらんわけです。

 

 

アウターの裏は「2plyキュプラ×コットン」。

山内では定番となっている欠かせない裏地。

通常キュプラ100%の裏地で滑りは良いのですが、柔らかく耐久性に欠ける物がほとんど。

タテ糸にキュプラの双糸を用いて柔らかさを改良、さらにヨコ糸にハリ感と力強さを生み出しました。

滑りの良さの機能面と耐久性を兼ね備えた素材です。

 

こちらは秋の始まり、春先と着ていただけます。

 

重ねてしまえば冬のハイシーズンでもなんのその。

バッチリ防寒、防風できます。

 

言わずもがなですが、山内の縫製。

本当に手作業かと。

これだけの迫力あるものに非常に丁寧で綺麗な縫製。

この生地なんでこんなにまっすぐ縫えるんですか?

ちょっとだけ引いてます。

裏側も綺麗なんかい。

抜かりないんかい。

これ本当に人がやってるんですか?山内さん。

 

こちらがドッキングさせた所謂完成形。

 

前述した通り、寸分の狂いもなくドッキングされます。

少しでもズレてしまうとこれだけハリのある生地感です。

どこかに変なゴワつきが出たりしてしまいますが、全く見当たりません。

山内- シールドコットンクロス・3way・ドッキングミリタリーコート

やはりドッキングさせた時の迫力は異常。

もちろん良い意味で。

 

誇張なしに"一生モノ"のコートです。

値段だけ見れば間違っても安くはありませんが、品質を見てもらえれば高すぎることは決してありません。

山内ファンの方はもちろん、服好きな方にも自信を持っておすすめできるコートです。

ぜひ袖を通していただけますと幸いです。

 

turf

中束