山内 - 限界濃度泥染めフラノ・トラッカージャケット
Description
山内の泥染めを施したトラッカージャケット。
程よい運動量を入れながらもジャストサイジングを狙ったパターン設計で、Gジャンのようなデザインでありながら、山内らしくミニマルに仕上げられています。
泥染め、一見すると単色の後染め生地を使用しているかのように見えますが、よく見るとどちらも多色の集まった奥行きのある自然色。
しかも1着の用尺で加工をし、組み上げていく製作方法により、市場に出回る泥染商品とは似て非なるモノです。
圧倒的に非効率な生産方法は、考え方次第では他者との差別化を容易にする方法であるかもしれません。
sp120’s ノーミュールシングウールフラノ (尾州産地)
組織と生地整理で感触を高めた織物は、カシミアを彷彿とさせる肌触りです。
またウールは汚れが糸の内部まで浸透することはなく、表面に付着するだけですので、1分程度の水通しで汚れが落ちることもあり、常に着用するアイテムにとても向いている素材です。
スーパー120’sの糸をあえて太く引き、膨らみと温かみをを重視したテキスタイルは山内の冬の定番生地の一つです。
2plyキュプラ×コットン (富士吉田産地)
山内秋冬アイテムの裏地になくてはならいテキスタイル。
山内の男らしい表地に負けず、しかも裏地としての機能を持った織物はなかなかありません。
裏地としての機能面では滑りの良さが求められます。キュプラは高級裏地として重宝されますが、一般的なキュプラ素材はドレープが出るほど柔らかいものがほとんどです。
そこでタテ糸にキュプラの双糸を用いることにより、従来のキュプラの柔らかさを改良し、さらにヨコ糸にコットンを織り込むことで張り感と力強さを生み出しました。
機能面、耐久性どちらも兼ね備えた他に類を見ない裏地です。
限界濃度泥染 (奄美大島)
奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして、2日間煮出し、醗酵させて出来るテーチ木染料を使用する染色方法。
その染料に何度も浸すことで染め上げた茶褐色の生地を、奄美の泥の中で同じく何度も染め上げる。
テーチ木染料のタンニンと泥の鉄分が反応し黒褐色、濃茶となり生地に固着します。
最初は少し張り感のある仕上がりですが、着用するにつれ張りも落ち着き、経年により色変化も楽しめます。
一般的にコットン素材に施すことの多い泥染ですが、山内はウール素材に挑戦しています。
長年色々な加工方法を試してきましたが、全てに共通する点は、良い素材の糸でなければ深く染料が染み込まないという事です。
男服に似合う濃い色を求めていくと、自ずと糸本来のクオリティも求められるため、今期全ての泥染を施したウール素材は最高級の糸を使用したテキスタイルです。
さらに濃さを追求し、染め上がった生地をさらにもう一度同じ工程を踏むことで、より深く、より表情の増したダークブラウンへと変化します。
マットな濃茶と乾いた表情が素晴らしく、引き締まった質感が山内の男服になくてはならない染色加工です。
color : doro
material : 表地 – 毛 100% / 限界濃度泥染め (尾州産)
裏地 – 綿 52% キュプラ 48% (富士吉田産)
※画像と実物の商品の色が若干異なる場合がございます。

寸法はあくまで目安です。多少の誤差が出る場合がございます。
MODEL
身長181㎝ 着用サイズ 4
made in japan